樋口まりん現在はどこにいる?不自然な点と捜索難航の理由まとめ
2026年1月26日、新潟県十日町市で中学3年生の樋口まりんさん(14歳)が忽然と姿を消した。
午後7時20分頃まで家族とリビングで過ごしていたはずの少女は、わずか10分後には家のどこにもいなかった。
上着もない、スマホも財布もない、そして靴すら履いていない可能性があるという。
大雪に見舞われた豪雪地帯で、氷点下の夜に、14歳の少女が裸足同然で消えるなどということがあり得るのだろうか。
私自身、子どもを持つ親として、この事件を知ったとき背筋が凍る思いがした。
「うちの子に限って」——そう思いたい気持ちは痛いほど分かる。
でも、樋口さんのご両親もきっと、つい10分前まではそう思っていたはずなのだ。
失踪からわずか20分で保護者が110番通報したという事実は、ご両親の危機意識の高さを物語っている。
本記事では、報道やネット上の議論から浮かび上がる数々の不可解な点を整理し、樋口まりんさんが今どこにいる可能性があるのかを考察していきたい。
目次
樋口まりんさんが失踪した10分間の謎
1月26日の夜、樋口家のリビングでは何が起きていたのだろうか。
この「空白の10分間」を紐解くことが、事件解明の鍵を握っているように思えてならない。
報道によれば、家族が樋口まりんさんの姿を最後に確認したのは午後7時20分頃のこと。
家族全員でリビングにいて、ごく普通の月曜日の夜を過ごしていたという。
中学3年生の1月といえば、受験を控えた大切な時期だ。
ご両親も本人も、きっと緊張感のある日々を送っていたことだろう。
ところが午後7時30分頃、気づけば彼女の姿がどこにもなかった。
引用元:NST新潟総合テレビ
たった10分、正確に言えば600秒という時間で、14歳の少女は煙のように消えてしまったのだ。
子育てをしていると分かるが、10分という時間は本当にあっという間だ。
夕食の片付けをしている間、スマホでニュースをチェックしている間、ちょっとトイレに立った間。
その隙に子どもが姿を消すなんて、どこの家庭でも起こり得ることかもしれない。
が、ここで少し引っかかることがある。
それは、争った形跡がないという点である。
もし外部から何者かが侵入し、無理やり連れ去ったのであれば、何らかの物音や気配があってしかるべきではないか。
家族がリビングにいる状況で、隣の部屋から悲鳴一つ聞こえなかったとすれば、それは物理的にかなり不自然に思える。
一般的な住宅であれば、玄関から外に出る際にはドアの開閉音がする。
冬場なら冷気も入ってくるだろう。
にもかかわらず、家族は彼女が外に出たことにすら気づかなかったという。
この「音なき消失」をどう説明すればいいのか。
一つ考えられるのは、彼女自身が音を立てないよう細心の注意を払って家を出たというシナリオだ。
思春期の子どもが、親に内緒で何かをしたいと思うことは珍しくない。
しかし、それなら──上着やスマホを持っていかないのはおかしい。
計画的な外出であれば、真冬の夜に手ぶらで出るはずがないからだ。

もう一つの可能性として、ネット上では「車での迎え」説が根強く囁かれている。
もし誰かが家のすぐ前まで車で迎えに来ていて、LINEや電話で「今着いたから出てきて」と連絡していたとしたらどうだろう。
それなら、彼女は「すぐ戻るから」という軽い気持ちで、上着も着ずにサッと外に出た可能性がある。
そしてそのまま戻ってこなかった。
この説の怖いところは、彼女が自分の意思で玄関を開けた可能性があるという点だ。
つまり「拉致」ではなく「誘い出し」だった可能性がある。
樋口まりんさんはどこに?事件性の可能性
裸足に近い状態で大雪の中を長時間移動することは、人間の身体能力からしてほぼ不可能といっていい。
そう考えると、彼女が現在いる「場所」は自ずと限られてくるはずだ。
ここでは4つの可能性を検証してみたい。
①自宅周辺の死角や空き家・納屋
まず考えられるのは、実は自宅からそう遠くない場所にいるというケースだ。
十日町市の新座地区は山間部に位置し、周囲には空き家や農作業用の納屋が点在している。
もし彼女が何らかの理由で外に出た直後に、近くの建物に身を隠したとすれば、警察の初動捜索をすり抜けた可能性はゼロではない。
2016年に北海道七飯町で起きた7歳男児の行方不明事件では、捜索隊180人と警察犬が投入されたにもかかわらず、男児が隠れていた自衛隊演習場の小屋は当初見つけられなかった。
子どもが身を隠す場所は、大人の想定を超えることがあるという教訓を、この事件は残している。
ただし、今回のケースには大きな違いがある。
北海道の男児はTシャツとジーンズ姿で、季節も冬ではなく夜間の気温は9度程度だった。
一方、樋口まりんさんは上着もなく、気温は真冬の氷点下。
暖房のない空き家や納屋に一晩以上いれば、凍死のリスクは極めて高い。
仮に生存しているとすれば、誰かが彼女を匿っている可能性を考えざるを得ないだろう。
②協力者の車で十日町市外へ移動
次に考えられるのは、誰かの車に乗って十日町市を離れたというシナリオである。
彼女が失踪した午後7時30分から、保護者が通報した午後7時50分までの20分間。
この間に車で移動すれば、十日町市の中心部から10キロ以上は離れることができる。
さらに通報が入ってから警察が動き出すまでのタイムラグを考えると、関越自動車道にアクセスして県外に出ることも物理的には可能だったはずだ。
問題は、誰がその「協力者」なのかということである。
見知らぬ人間の車に中学生が乗り込むとは考えにくいから、彼女と何らかの接点があった人物と見るのが自然だろう。
その場合、連絡手段はスマホに残されているはずだが、果たして…。
③SNSで繋がった人物による連れ去り
現代の中学生にとって、SNSは生活の一部といっても過言ではない。
LINEやInstagram、あるいはTikTokを通じて、親の知らない人間関係を築いていることは珍しくない。
これは決して樋口さんのご家庭に限った話ではなく、どこの家庭でも起こり得ることだ。
もし彼女がSNS上で知り合った人物と密かに連絡を取り合っていたとしたら、逆にスマホを置いていった可能性も考えられなくはない。
というのも、スマホにはGPS機能がついている。
位置情報を追跡されることを警戒するなら、わざとスマホを置いていくという選択肢は十分にあり得るのだ。
ただし、それは彼女が「自分の意思で」出ていった場合の話である。
もし相手が悪意を持った人物で、巧みに誘い出されたのだとすれば、事態はもっと深刻になってくる。
2019年に山梨県のキャンプ場で小学1年生の女児が行方不明になった事件では、2年8ヶ月後にようやく遺骨が発見された。
あの事件では、お母さんに対する根拠のない誹謗中傷がネット上で横行し、逮捕者まで出る事態となった。
今回の事件でも、樋口さんのご両親に対する憶測や批判がネット上に見られる。
しかし、根拠のない非難は何も生まない。
むしろ、捜索や情報提供の妨げになりかねないことを、私たちは過去の事件から学んだはずだ。
いま一番心を痛めているのはご両親だ。
そのご両親を疑うのは罪作りでしかない。
軽率な誹謗中傷やバッシングは控えなければならない。
④自宅内にまだ潜伏している可能性
やや突飛に聞こえるかもしれないが、実は彼女がまだ自宅内にいるという可能性も完全には排除できない。
過去の失踪事件では、押し入れや屋根裏、床下収納など、家族が思いもよらない場所に隠れていたケースが存在する。
千葉県茂原市で行方不明になった女子高生が、実は近くの神社に2ヶ月半も隠れていたという事例もあった。
思春期の子どもは、時として大人の想像を超える行動をとることがある。
もちろん警察は自宅内も捜索しているはずだが、本人が見つかりたくないと思って隠れているなら、一度や二度の捜索では発見できないこともあるだろう。
この可能性は低いとは思うものの、完全にゼロとは言い切れないのが正直なところだ。
樋口まりんさんの足跡が残らない背景
今回の捜索で多くの人が首をかしげているのが、なぜ足跡が追えないのかという点ではないだろうか。
警察犬も投入されたというが、有力な手がかりは得られていないようだ。
十日町市は日本有数の豪雪地帯として知られている。
事件当日は大雪に見舞われており、氷点下の厳しい冷え込みだったという。
これほどの積雪があれば、通常なら足跡はくっきりと残るはずだ。
新雪を踏めば、その痕跡は数時間は消えない。
それなのになぜ、彼女の足跡は見つからないのか。
考えられる理由は大きく二つある。
一つは、彼女が外に出た後に雪が降り続け、足跡が埋もれてしまったという可能性だ。
豪雪地帯では短時間で数十センチの雪が積もることも珍しくない。
もし失踪直後から激しい降雪があったなら、足跡は夜のうちに消えてしまったかもしれない。
北海道の男児事件でも、強い雨が捜索の障害になったと報じられた。
天候は時として、人間の努力を無力化してしまう。
もう一つは、彼女が「地面に足をつけていない」という可能性である。
つまり、玄関を出てすぐに車に乗り込んだか、あるいは誰かに抱えられて運ばれたということだ。
この場合、足跡は玄関先からほとんど残らない。
山梨のキャンプ場事件でも、女児がどのルートで移動したのか、最後まで特定することはできなかった。
広大な山林を1,700人以上が捜索しても、一人の小さな子どもを見つけることができなかったのだ。
捜索というのは、私たちが想像する以上に困難を極めるものなのかもしれない。
樋口まりんさんの不自然な点まとめ5選
この事件を調べれば調べるほど、「普通ではない」と感じるポイントが次々と浮かび上がってくる。
ここでは特に不可解な5つの点を整理してみたい。
①氷点下の豪雪地帯で上着なし
1月下旬の十日町市は、日本有数の豪雪地帯として知られる極寒の地域である。
深い積雪に囲まれた環境で、上着も着ずに外に出るというのは、地元の人間からすれば考えられない行動だろう。
「ちょっと外の様子を見る」程度でも、雪国の人間は必ず何か羽織って出るものだ。
それを省略したということは、よほど急いでいたか、あるいは「すぐに戻れる」と確信していたか、どちらかではないだろうか。
②命綱であるスマホを自宅に放置
今の中学生にとって、スマホは身体の一部といっても過言ではない。
友人との連絡、SNSのチェック、音楽を聴く、動画を見る。
あらゆる場面でスマホは欠かせないツールになっている。
そんな「命綱」を置いたまま外出するというのは、本人の意思による行動とは思いにくい。
あるいは、GPS追跡を避けるためにわざと置いていったという可能性も考えられるが、いずれにせよ極めて異常な状況である。
③靴を履かずに裸足で外出した点
報道によれば、彼女が普段履いている靴は自宅に残されていたという。
これが事実なら、裸足か、あるいは室内用のスリッパ程度で外に出たことになる。
氷点下の積雪の中を裸足で歩けば、数分で凍傷になりかねない。
自発的にそんな行動を取るとは、どう考えても理解しがたい。
何者かに無理やり連れ出されたか、あるいはパニック状態で飛び出したか。
いずれにせよ、冷静な判断のもとでの行動とは思えないのだ。
新潟の行方不明中学生の件。メディアは「自宅リビングで消えた」みたいなミスリードしてるけど、正確には「徒歩で外出したまま帰宅せず」ですからね? pic.twitter.com/ttKUurJnj2
— 白藍 (@H9aqeLGfZZuaqkN) January 27, 2026
また、メディアの報道とは違って『徒歩で外出したまま帰宅していない』状況との情報もSNSで見られた。
もしこちらの情報が正しいのであれば、少なくとも靴は履いているし、上着も着用している可能性が高い。
その場合、凍死のリスクはかなり抑えられるが、こちらは続報を待ちたいと思う。
④玄関先から足跡が追跡できない点
豪雪地帯で足跡が残らないというのは非常に不自然な現象である。
前述したとおり、降雪で埋もれたか、そもそも地面を歩いていないかのどちらかだろう。
車に乗せられたのか、抱えられたのか。
いずれにせよ、自力で歩いて遠くへ行ったとは考えにくい状況ではないだろうか。
⑤失踪からわずか20分での通報
多くの人が疑問に思っているのが、なぜ保護者は失踪から20分で警察に通報できたのかという点だ。
一般的には、子どもの姿が見えなくなっても、まずは家の中や近所を探し回るのが普通だろう。
それが20分で110番というのは、かなり早い判断といえる。
しかし、これは私の考察だが、豪雪地帯ゆえの危機意識の高さがあったのではないだろうか。
氷点下の夜に上着もなく外に出れば、命に関わる。
その切迫感が、迷わず通報という行動につながったのかもしれない。
山梨のキャンプ場事件では、女児の姿が見えなくなってから通報まで約1時間かかった。
当初は自分たちで捜索していたためだ。
どちらが正しいということではない。
ただ、樋口さんのご両親が早期に通報したことで、捜索開始が早まったことは事実である。
樋口まりんさん捜索の行方
樋口まりんさんの行方不明時の服装イメージ(AI)
1月27日、警察と消防は22人体制で自宅周辺を捜索したが、有力な手がかりは得られなかった。
28日朝以降も発見の報告はなく、捜索は継続中である。
ヘリコプターや警察犬も投入されており、防犯カメラやドライブレコーダーの映像確認も進められているという。
当然ながら、警察は家族に対しても詳細な事情聴取を行っているはずである。
失踪直前に何か変わったことはなかったか、家族間でトラブルはなかったか、彼女の交友関係に不審な点はなかったか。
こうした情報が捜査の鍵を握ることは間違いない。
X上では拉致や北朝鮮関与といった憶測、霊視への依頼、防犯カメラ映像公開の未確認情報などが拡散している。
TikTokへのリンクも見られるが、いずれも真偽不明だ。
一部では謝礼金10万円という情報も拡散しているが(アカウントDEATHDOL_NOTEから発信)、公式な確認は取れていない。
噂に振り回されず、冷静に続報を待ちたいところだ。
【捜索願】
新潟県十日町市新座
樋口まりんさん(14)特徴
・身長154cm
・やせ形
・黒髪のセミロング
・紺色のセーターに水色のデニムズボン※デスドルからの謝礼金10万円
※十日町警察署 025-752-0110 pic.twitter.com/KrfoXBmJ2v— DEATHDOL NOTE (@DEATHDOL_NOTE) January 27, 2026
山梨の事件では、お母さんへの誹謗中傷で逮捕者が複数出た。
「殺すぞ」「お前が犯人だ」といったメッセージを送りつけた人間が、実刑判決を受けている。
娘を失った悲しみの中で、そんな言葉を浴びせられることがどれほど辛いか。
今回の事件でも、根拠のない憶測や批判は控えるべきだろう。
私たちにできることは、有益な情報があれば警察に提供し、静かに見守ることではないだろうか。
しかし、どれだけ情報を集めても、この事件を「普通の家出」として片付けることはできないだろう。
物理的な矛盾があまりにも多すぎるからだ。
氷点下の豪雪地帯で、上着も靴もスマホも持たずに消えた14歳の少女。
足跡は残らず、目撃情報もない。
これを「自発的な外出」と考えるには、あまりにも無理がある。
新潟県では過去に、少女が9年間も監禁された痛ましい事件が起きている。
あの事件も、当初は「家出」として処理されかけた。
同じ過ちを繰り返してはならない。
北海道の男児は、6日後に奇跡的に生還した。
彼は自力で安全な場所を見つけ、水を確保し、寒さをしのいだ。
山梨の女児は、残念ながら帰ってくることはなかった。
2年8ヶ月後、ボランティアの男性が遺骨を発見した。
どうか、樋口まりんさんには前者のような結末であってほしい。
どこかで誰かに保護されていて、温かい場所で生きていてほしい。
子を持つ親として、ご両親の気持ちを思うと言葉が出ない。
きっと眠れない夜を過ごしているのだろう。
子どもが突然いなくなるという事態は、どんなに気をつけていても起こり得る。
一日も早く、まりんさんが無事に見つかることを心から願っている。