
雑誌の掲載より1日早く読める週刊文春の電子版。
2021年12月18日にホテルから転落して亡くなった神田沙也加の噂や真相について、仰天してしまうほど詳細な内容が書かれていた。
おそらく今回の文春を読めば、他殺説や事故説を訴える人はかなり少なくなるだろう。
神田沙也加がある男に宛てた『遺書』より
《女性にあんまり強い言葉は使っちゃダメだよ。一緒に勝どきに住みたかった。2人で仲良く、子供を産んで育てたかったです。ただ心から愛してるよ》
出典:文春オンライン
神田沙也加の転落に文春砲
本来であれば木曜日に発売となる週刊文春だが、有料の電子版だと1日早く読める。
今回の内容はあまり事細かには書けないが、なぜ神田沙也加がホテルから身を投げたのかは腑に落ちる内容となっていた。
この取材力は腕利きの探偵でもいるのかと思うレベルで、ともすればバッシングも受けることも辞さない覚悟が感じられるが、やはり気になるので早速読んでしまった。
結論からいうと、神田沙也加の転落は以下の3つが大きく関係していると言えるだろう。
- 恋愛関係のもつれ
- 喉の病気による将来への悲観
- メンタル系の薬による影響
では、なぜこれらの情報が一気に明らかになったのかというと、神田沙也加の親友と称される人物からのリーク。
そして、ホテルに残された2通の封筒からだ。
1通は事務所宛。もう1通は神田沙也加の交際相手とされる人物へのもので、当時、神田沙也加を探していたマネジャーがホテルの部屋に入った際に『書き置きの入った2つの封筒』の確認をしている。
遺書、あったんかい…。
文春を読んでさすがにそう思ったが、内容を読んでみると公表を踏みとどまる理由も段々わかってきた。
その交際相手というのが、神田沙也加が主演を務めるミュージカル『マイ・フェア・レディ』で共演する俳優・前山剛久(たかひさ)(30)だったのだ。
しかもその前山剛久は、交際していた神田沙也加とは別にアイドル・A子とも交際し三角関係を結んでいたことで、神田沙也加はその関係性に傷つけられたという。
前山剛久について
神田沙也加の5歳下となる前山剛久(たかひさ)だが、2人が出会ったのは今年2021年の8月。恋人同士になったのは10月前後くらいで、神田沙也加のアプローチから交際が始まったのだそうだ。
実際、このような追悼文を寄せている。
この度、神田沙也加さんのご訃報に接し、心から哀悼の意を表します。
私、前山剛久は神田沙也加さんと真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました。
「王家の紋章」「マイ・フェア・レディ」にて同じ舞台に立たせていただき、女優としても、人としても、大変尊敬する存在でした。
ただ今は、神田沙也加さんが天国でも、あの素敵な笑顔のままいてくれる事を願い、心よりご冥福をお祈りいたします。
前山剛久
当時、神田沙也加が35歳で結婚前提の交際だったこともあり、前山剛久は神田沙也加にとっては大きな心の拠り所となっていた。
文春内では、稽古中ののろけエピソードなども書かれていたが、実は前山剛久にはもうひとり関係を持つ女性がいた。それがアイドル・A子という存在だ。
A子は前山の元カノだったが、神田沙也加と交際してからもLINEのやり取りを行っていて、その内容を神田に見られてしまうという失態をおかしてしまう。
文春を読んでいて、ここから全てがおかしくなっていったと感じた。
メンタル的に不安定だった神田沙也加
今回、神田沙也加が亡くなる前の様子を、親友と称する人物が語っているところが非常に興味深い。
これは以前の記事でもお伝えしていた通り、やはり『愛情に飢えていたこと』『精神安定剤の服用』『恋愛体質であること』は仲の良い友人からみても明らかだったようだ。
もちろん、前山剛久(たかひさ)もすぐにそのことに気づき、色々な葛藤はあったのだろう。
実際、前山は、神田沙也加に三角関係がバレた後、以下の条件を守る誓約書にサインと捺印をすることとなる。
- 元交際相手との関係を一切断つことを誓います
- 沙也加さんを傷つけた場合には全快するまでのメンタルケアを担う
- 子どもが生まれた場合、父親としての責任を離婚せず、果たすことを誓います
出典:文春オンライン
正直、男目線からすると、少し地雷的なものを感じる部分はある。
そんなところもあってか、念書を書かされたのに前山剛久は、その約束を破って再びアイドル・A子と連絡を取ってしまうのだ。
そのLINE内容は文春に掲載されているが、読んでいて神田沙也加が深く傷ついたことを想像して辛くなってしまった。
それからも色々とあり、それでも一旦は仲直りをして、同棲の仮契約まで話が進んでいたそうだ。
一応付け加えておくと、この恋愛に関する一連の話は“前山剛久の親友”“神田沙也加の親友”や“舞台関係者”から得た情報となっていた。
さて、ここで重要なのが三角関係がバレて仲直りするまでの期間が今年の12月初旬の出来事だということだ。
出会いが8月。交際が10月から(関係があるかどうかはわからないが、10月1日は神田沙也加の誕生日でもある)。
そして、12月初旬には三角関係に悩むも『念書⇒裏切り⇒仲直り⇒同棲する物件の仮契約(名義は神田沙也加)』というところまで一気に進んでいる。
すでに主演のミュージカル『マイ・フェア・レディ』も公演中とあって、神田沙也加のメンタルはかなり疲弊していたのではないかと推察される。
そんな12月中頃に、神田沙也加に新たな一難が訪れてしまう。
それが、「同棲を白紙にしたい」という前山剛久からの言葉だった。
神田沙也加が亡くなる2日前の12月16日、共演者である2人は北海道へ向かう前にも都内で言い合いになったそうだ。
その時、前山の口からは母・松田聖子をなじる言葉も出てきて、僕も文春を読みながら「これは結構キツいな…」と感じてしまった。
『お前なんか、(恋愛でメディアを騒がす)母親と一緒だ』
出典:文春オンライン
口論の際だったとしても、これはさすがに傷つく。
ただその後、2人は共演者同士ということもあってか、北海道に到着してからマネージャーを挟んで仲直りに至っている。
転落のきっかけとなったもの
神田沙也加を転落に追いやった背景に恋愛関係のもつれがあったことは間違いなさそうだが、神田沙也加にはもうひとつ深刻な問題があった。
それは、手術が必要なくらい悪化していた喉の病気だ。
その事実を伝える検査結果は主演ミュージカルの札幌公演の直前に届いた。
もともと薬の服用をしていた神田沙也加にとって、仕事の生命線となる喉の病気によるメンタルダメージは相当なものだったと想像に難くない。
その上、『愛犬の死』や『恋愛に対する不安』が重なったとなれば、神田沙也加がその時どのような気持ちを抱いていたのか察するところがある。
改めて遺書の一文を読んでみると、やはり恋愛に対する希望を失ってしまったことが大きかったのだろう。
《女性にあんまり強い言葉は使っちゃダメだよ。一緒に勝どきに住みたかった。2人で仲良く、子供を産んで育てたかったです。ただ心から愛してるよ》
出典:文春オンライン
「子供を産んで育てたかった」というところに何か特別な想いを感じるが、まさか…。
当時、神田沙也加のお腹に子供がいたかどうかについては妊娠の可能性についての考察記事にてかなり詳細にまとめている。
詳細は23日(木)発売の週刊文春でチェックできるが(有料版は一日早く読める)、噂されていた不可解な真相の多くはここで明らかになったように思う。
ちなみに現在、前山剛久は神田沙也加の急死にショックを受け憔悴した状態ということで、今後の舞台の出演を見合わせると事務所からの発表されている。
これでミュージカル『マイ・フェア・レディ』は、メインキャストである神田沙也加・寺脇康文・前山剛久が降りることとなり「チームK」は終了となってしまった。
今回、華やかな舞台の裏で、神田沙也加が抱えていた問題の輪郭が知れたわけだが、それを知れてよかったのかどうなのか複雑な気分だ。
- 前山剛久(たかひさ)の優柔不断な優男ぶり
- 神田沙也加の年齢と精神的な弱さ
- タイミング悪く、気分が落ちることが続いた
ある意味、誰も悪くない(皆それぞれ問題があった)という見方もできる。
ただ文春のことだから、まだ出していないネタがあるのだろう。それがどのような内容なのか、知るのが少し怖い気もする…。
ちなみに文春が神田沙也加の遺書や、前山剛久とアイドルA子とのLINEをどうやって手に入れたかについては文春砲のソースについての記事にて詳細に情報をまとめている。
気になった方はぜひ読んでみて欲しい。
⇒前山剛久に文春砲|真剣な交際の裏に隠された自己中すぎる性格(2022年1月6日更新)
本日発売の文春第二砲については上記リンクからどうぞ。